異なる世界の間で │ アーティスト、価値観、文化

日独シンポジウム

4月 8 月曜

日付/時間

2013年4月8日, 18:00~(開場17:30,レセプション20:00~)

場所

ドイツ文化会館ホール

種類

シンポジウム

*主催:コンラート・アデナウアー財団日本事務所、東京ドイツ文化センター *参加アーティスト:小笠原美環、コータ・エザワ *モデレーター:松井みどり(美術評論家)

他の言語 Deutsch

2013年4月8日コンラート・アデナウアー財団日本事務所(KAS)は、東京ドイツ文化センターと共同で、日独シンポジウム「異なる世界の間で │ アーティスト、価値観、文化」を開催しました。

日独シンポジウムは、インゴ・シェーニング(東京文化センター語学部長/所長代理)とヨルク・ヴォルフ(コンラート・アデナウアー財団日本事務所代表 )の開会挨拶で始まりました。その後、ハンス=ヨルク・クレメント(コンラート・アデナウアー財団ベルリン文化部長)による講演『異なる世界の間で │ アーティスト、価値観、文化 ― 小笠原美環の作品を例に』が行われました。

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講演の冒頭で、クレメント氏は、“アート”というテーマが政治財団にとって何故重要か述べました。芸術作品は、アーティスト自身の習慣やスキルの蓄積を表しているだけでなく、その時々の社会を色濃く映し出します。そういった意味で、私たちは、芸術作品を通して、その時代の社会というものを覗き見ることができ、また自分自身を再発見することができます。コンラート・アデナウアー財団は、政治的教養を形成する財団として、当シンポジウムでは、芸術作品とアーティストとの対話を通して、グローバル化した社会というものを捉えました。

クレメント氏は、自身の生い立ちや活動が一つの国にとどまらないアーティストとして小笠原美環さんとコータ・エザワさんを挙げ、小笠原さんの作品を具体的に紹介しながら、グローバル化時代のアートの特徴について述べました。

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クレメント氏の講演に引き続き、世界的に著名な美術評論家である松井みどり氏による司会でパネルディスカッション『絵画が独自の現実を吐き出す ― 日独対話』が行われました。パネリストとして、小笠原 美環(アーティスト)、コータ・エザワ(アーティスト)、ハンス=ヨルク・クレメント、インゲボルグ・ノイマン(企業家、ベルリン・新ナショナルギャラリー友の会理事)が参加しました。(上に掲載の写真左から、松井、エザワ、小笠原、クレメント、ノイマン)

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パネルディスカッションでは、2人のアーティストが、芸術作品は国境を越えて人々に受け入れられグローバル化しているが、アーティスト自身は、自分のままであり続ける、むしろ自分自身に探求の目が向いていく、と発言しました。松井氏は、製品の規格化や大量生産が一般化しているグローバルマーケットにおいて商品の差別化が求められるように、既存の価値観が揺ぐグローバル化時代においては、芸術分野でもアーティスト自身のアイデンティティがより求められているのではないかと述べました。

☆☆☆お知らせ☆☆☆

展示会:小笠原美環「beyond silence」

会期:2013年4月11日(木)~5月18日(土) 場所:SCAI THE BATHHOUSE 詳しくは、http://www.scaithebathhouse.com/ja/exhibitions/2013/04/miwa_ogasawara_beyond_silence/をご覧下さい。

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インゴ・シェーニング(東京文化センター語学部長/所長代理)

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ヨルク・ヴォルフ(コンラート・アデナウアー財団日本事務所代表 )

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この日独シンポジウムは、行政機関、研究機関、大学、NGO等から多くの方々にご参加いただきました。

問い合わせ先

Naoko Ogawa

プロジェクトコーディネーター (育児休業中)