日本の安全保障におけるEUとNATOの役割

3月 9 水曜

日付/時間

2016年3月9日

場所

ホテルニューオータニ 翔の間, 東京都千代田区紀尾井町4-1

種類

専門会議

EUとNATOの相互補完的役割が日本にもたらす可能性と機会

他の言語 English, Deutsch

日本は現在、多国間の安全保障政策協力にオープンな姿勢を示しており、国際舞台で今後より積極的な役割を担うことが可能になると見られます。参画の幅を広げることで日本の位置づけは欧米のパートナー諸国により近づき、国際社会における地位は強化されます。多国間協力への参画の拡大により、日本はまた、たとえば危険地域などにおいて自国民をより確実に守れるようになります。

欧州連合(EU)と北太平洋条約機構(NATO)は二大多国籍組織として、日本と緊密なパートナーシップを築いています。両組織の安全保障政策と軍事面における性格の違い、また世界レベルにおける、そしてアジア太平洋地域に対するその役割と活動範囲の違いを背景に、このパートナーシップは日本との協力強化にさまざまな可能性を提供します。

本日のカンファレンスではアジア太平洋地域の安全保障政策という文脈で、国際的プレイヤーとしてのEUとNATOの役割を浮き彫りにするとともに、2つの多国籍組織それぞれの性格とアプローチの違いを明らかにします。またその結果を踏まえて、日本、NATO、EUの著名専門家が国際安全保障政策や世界平和支援・危機管理、災害救助・人道援助、核不拡散、さらに海賊行為、テロリズム、サイバー攻撃などの新たな脅威に対する防衛などの諸分野における一層緊密な協力に向けて、考えられる可能性と課題について議論し、明確にします。

プログラム:
09:00
参加者登録受付

09:30
開会挨拶

  • Dr. Stephan Grabherr, Chargé d'Affaires a.i., Head of Political Department, Embassy of the Federal Republic of Germany to Japan
  • Paul Linnarz, Resident Representative for Japan, Konrad-Adenauer Stiftung (KAS), Tokyo Office


09:50
開会スピーチ

  • H.E. Viorel Isticioaia-Budura, Ambassador of the European Union to Japan, Head of the Delegation


10:10
概要説明1:EU、NATO、日本と「第三国」間の地域協力における主な局面
"模範を示して世界を導く:多国間協力の推進力としてのEU"

  • Prof. Dr. Takako UETA, Department of Politics and International Relations, International Christian University, former Ambassador and Deputy Chief of the Mission of Japan to the EU

"From an economic union towards civil and military engagement: The EU as a player in the international security domain"

  • Capt. Willem Vermeule, Defense Attaché, Embassy of the Kingdom of the Netherlands to Japan


11:10
休憩

11:30
"NATOにおけるアジア太平洋地域の重要性:協力分野、展開、そして期待"

  • Michael F. Gaul, Senior Advisor, Emerging Security Challenges Division, North Atlantic Treaty Organisation(NATO), Brussels/Belgium

"安全保障政策分野における日本と第三国の協力 – オーストラリアからインドおよびヨーロッパまで。日本の外交・安全保障政策は新たなパートナーを探しているのか、あるいは新たな焦点を求めているのか?"

  • VADM Yoji Koda (ret.), Advisor, Japan Marine United Corporation, former Commander of the Self-Defense Fleet, Japan Maritime Self-Defense Force

12:30
質疑応答(一般参加者対象)
司会: Norihide Miyoshi, Senior Writer, International News Department, The Yomiuri Shimbun

13:00
昼食会

14:00
概要説明2:EUと日本の関係における安全保障政策の諸相
"日本とEUにおける安全保障政策の協力の可能性:人道支援から危機管理およびEUのオペレーションまで – 包括的アプローチと日本の潜在的な統合"

  • Dr. Albrecht Rothacher, EEAS, until 2015 Minister Counselor Tokyo; currently: Diplomate d'echange, EU Directorate, MFA Paris

14:30
"日本の安全保障政策から見たEU:現状、機会、そして制約"

  • Maki Kobayashi, Director for European Policy Division, European Affairs Bureau, Ministry of Foreign Affairs of Japan

15:00
質疑応答(一般参加者対象)
司会: Norihide Miyoshi, Senior Writer, International News Department, The Yomiuri Shimbun

15:30
休憩

16:00
概要説明3:NATOと日本の関係における安全保障政策の諸相
"全体像:海事安全保障からハイブリッド戦まで:NATOの視点から見た将来の安全保障問題のシナリオ"

  • Claire Craanen- Francis, Strategic Analysis Capability (SAC) Team, Emerging Security Challenges Division, North Atlantic Treaty Organisation (NATO), Brussels/Belgium

16:30
"日本の安全保障政策におけるNATOの重要性:より緊密な連携に向けた可能性と課題"

  • Dr. Michito Tsuruoka, Senior Research Fellow, National Institute for Defense Studies, Tokyp/Japan

17:00
質疑応答(一般参加者対象)
司会: Norihide Miyoshi, Senior Writer, International News Department, The Yomiuri Shimbun

17:30 閉会挨拶

  • Paul Linnarz, Resident Representative for Japan, Konrad-Adenauer Stiftung (KAS), Tokyo Office


17:40
カンファレンス終了


言語
英語、日本語(同時通訳付き)



Registration
参加ご希望の方は、2016年3月7日(月)までに、本メールにご返信いただくか、件名を「3月9日安全保障フォーラム」とし、参加される方の①お名前(ふりがな)、②ご所属、③懇親会参加の有無を明記の上、Email:KAS-Tokyo@kas.deまでお申し込み下さい。尚、お申し込みは、先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。また、お申込みに対する返信が送信日より1週間以内にない場合は、恐れ入りますが、再度ご連絡いただきますようお願い致します。 (当日は、お名刺をフォーラム会場/懇親会会場受付へお持ち下さいますようお願い致します。)

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

パウル・リナーツ

問い合わせ先

Hannes Bublitz

アソシエートリサーチヤー