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G7 先進国首脳会議議長国としてのドイツ(II): 開発と繁栄を目指す経済の重点

「Die deutsche G7-Präsidentschaft (II): Wirtschaftliche Akzente für Entwicklung und Wohlstand schaffen」の日本語訳

2015年以降のための新たな開発アジェンダは、2001年に起草された国連ミレニアム開発目標の達成に関するバランスシートの徹底的な評価をその礎石としなければならない。開発協力の持続可能な資金戦略についての目下の議論や、気候政策と開発政策の連携も考慮に入れる必要がある。開発途上国や新興国の成長ポテンシャルを活かすことができて初めて、開発政策上の、そして安全保障政策上の重大問題の発生を食い止めることができるからである。このことを背景として、G7議長国としてのドイツは次の二つの行動領域に力を集中すべきと考える:一つ目は、ドイツ政府が自ら設定した重点目標である「現代世界のディーセントワーク」の枠組みで、基礎教育と継続教育の拡大と質的向上に力を傾注することである。二つ目は、ドイツ政府が新興国や開発途上国における労働基準の改善を優先的目標とし、これらの国々がその領域で進歩すれば、貿易における特恵待遇を得られるとアピールすることである。

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目次

3| 導入:G7議長国のドイツ

3| 開発政策にとって重要な年である2015年はG7にとってチャンス

3|経済の重点と難民化の原因克服:開発協力における経済の中心的理念

4| 議長国としてのドイツに対する行動提言:

(1)労働と教育

(2)人間らしい労働基準の見返りとしての貿易特恵

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Konrad-Adenauer-Stiftung e.V.